陶磁器版

陶磁器版>

 

昔、仕事関係で作成したコンテンツ。

内容濃いので永久保存、更新停止。

各自、キーワードをググって活用あれ。


陶磁器、陶器、やきもの、陶芸、伝統的セラミックス読本&おすすめ文献

セラミックス総合版


目次>----------------------

1. 日本の陶磁器メーカー

2. 世界の有名陶磁器メーカー

3. 陶芸、やきもの関係の陶芸美術館、資料館

4. 陶芸、やきもの、焼き物の材料、機器

5. 陶磁器、陶芸の学校

6. 陶芸フェスティバル、陶芸展、陶磁器フェア

7. 陶磁器、陶器、磁器、やきもの業界向けの会議、機関、組織、データベース、原料、学校、その他関係リスト

8. 陶磁器、やきものの原料、顔料、釉薬、うわぐすり

9. 焼き物関係の陶芸作品展、陶芸公募展、陶磁器フェア関係リスト

10. やきもの、陶磁器、陶芸、釉薬、作り方キーワード別お勧めの本、参考書、文献集

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1. 日本の大手陶磁器メーカー、ブランド、陶器、

  磁器、陶芸のリスト>


ノリタケカンパニーリミテド(日本陶器) ノリタケ食器オンラインショップ

たち吉(たちきち)

香蘭社(こうらんしゃ)

深川製磁

三郷陶器(サンゴー、Sango)

昭和製陶

大倉陶園

鳴海製陶( NARUMI、ナルミ ) eNARUMI.com(オンラインショップ、食器工場見学記が面白い)

岩尾磁器工業

源右衛門窯(げんえもん 高品質の動画で、職人技が見られる)

ニッコー

長谷製陶( はせせいとう )

白山陶器(はくさん)

市原製陶

マルミツ陶器

セラミックジャパン

ミヤオカンパニーリミテド

山加商店(YAMAKA)


2.  世界の陶磁器メーカー、ブランド、陶器、

     磁器メーカー、陶芸、陶磁器美術館>


< ドイツ >

マイセン・ジャパン(Meissen、ドイツ)> ヨーロッパ最古の磁器窯。1710年~。

マイセン国立磁器工房(博物館)(Staatliche Porzellan-Manufaktur Meissen)

ドレスデン ポルツェラン (Dresden Porcelain, Inc、ドイツ)>

ドレスデン ツヴィンガー宮殿 陶磁器コレクション(Zwinger/Porzellansammlung)

ミュンヘン ニュンフェンブルク陶磁器展示室(Nymphenburg Porzellan Manufaktur)

ヘキスト磁器工房(Hoechster Porzellan Manufaktur)

フッチェンロイター(Hutschenreuther, ドイツ)

ビレロイ&ボッホ(Villeroy&Boch, ドイツ)


< イギリス >

ウェッジウッド(Wedgwood、イギリス)>(Stoke-on-Trent ストーク・オン・トレント、イギリス陶器産業の里)

ロイヤル・アルバート(ローヤル・アルバート)(Royal Doulton、イギリス)>

ロイヤル・ドルトン・ジャパン(Royal Doulton、イギリス)>

スポード(The World of Spode)

ミントン(Minton、イギリス)>ストーク・オン・トレント

エインズレイ(Aynsley、イギリス)

ロイヤル・クラウン・ダービー(The Royal Crown Derby Visitor Centre)

ロイヤル・ウースター(Royal Worcester, イギリス)

グラッドストーン陶磁器博物館(Gladstone Pottery Museum)

磁器アトラクション「セラミカ」(Ceramica)


< フランス >

マニファクチャー・ナショナル・ドゥ・セーブル( Sevres、セーブル国立製陶所、フランス)>フランス国営窯 年間生産数6000個

セーブル陶磁器美術館(フランス国立陶磁器美術館)(フランス、パリ)

フランスのやきものメーカー>、Strasbourg、Rouen、Marseille、、Niderviller、Vincennes、Luneville、Chantilly、Mennecy、Longchamp、Lille

アドリアン・デュブーシェ国立博物館(Musee National Adrien-Dubouche)

ベルナルド陶磁器工房(博物館)(Bernardaud Manufacture & Museum)

ジアン陶磁器博物館(Musee de Gien)

カンペール陶器博物館(Musse de la Faiencerie de Quimper)

アビランド(HAVILAND、フランス)>Limoges、リモージュ。


< その他 >

ウイーン アウガルテン陶磁器工房(Porzellanmanufaktur Augarten)

ロイヤル・コペンハーゲン(The Royal Copenhagen Manufactory、デンマーク)>王室御用達製陶所として開窯。

ロイヤル・ティヒラー陶器工房(Koninklijke Tichlaar Makkum、オランダ)

ロイヤル・デルフト陶器工房(De Koninklijke Porceleyne Fles, オランダ)

リチャード・ジノリ・ジャパン(Richard Ginori、イタリア)

ファエンツァ国際陶磁器博物館(Museo International delle Ceramiche in Faenza、イタリア)

ピッティ宮陶磁器博物館(Museo delle Porcellane/ Palazzo Pitti、フィレンツェ、イタリア)

ヘレンド(Herend、ハンガリー)>)>

リヤドロ(LLADRO スペイン)>

アルコラ陶磁器博物館(Museo de Ceramica l'Alcora、スペイン)

国立アズレージョ博物館(Museu Nacional do Azulejo、リスボン、ポルトガル)

アラビア フィンランド(Arabia フィンランド)>

グスタフベルグ陶磁器博物館(Gustavsbergs Porslins Museum、ストックホルム)


作家個人、焼き物販売サイト、ファインセラミックス業界は対象外。


3. 陶芸、やきもの関係の陶芸美術館、資料館リスト


北海道~東京~九州の所在地別で配置

北海道陶芸会(北海道)

江別市セラミックアートセンター(北海道)

益子陶芸美術館(栃木県 ましこ)

陶芸メッセ・益子(栃木県、ましこ焼) 

栗田美術館(栃木県足利市、伊萬里、柿右衛門、鍋島)

茨城県陶芸美術館(茨城県)

茨城県陶芸美術館(茨城県、笠間焼 かさま) 

東京国立近代美術館 工芸館

出光美術館(東京、丸の内 いでみつ)

サントリー美術館(東京 赤坂)

三井記念美術館(東京 神田)

静嘉堂文庫美術館(東京都世田谷区、東洋古美術 せいかどう 曜変天目茶碗 稲葉天目)

戸栗美術館(東京都渋谷区 とぐり)

菊池寛実記念 智 美術館(東京都 虎ノ門 きくちかんじつ きねん とも)

根津美術館(東京 南青山 ねづ)

五島美術館(東京 世田谷 ごとう)

永青文庫(東京 目白 えいせい)

畠山記念館(東京 白金台 はたけやま)

宮本香山 眞葛ミュージアム (横浜 まくず焼き)

武蔵野学院大学やきもの美術館

MOA美術館(静岡 熱海)

愛知県陶磁資料館(愛知県)

瀬戸市新世紀工芸館(愛知県)

ノリタケの森(愛知県)

INAX 世界のタイル博物館(愛知県)

高浜市やきものの里かわら美術館(愛知県)

岐阜県陶磁資料館(岐阜県)

岐阜県現代陶芸美術館(岐阜県)

土岐市美濃陶磁歴史館(岐阜県)

美濃焼伝統産業会館(岐阜県)

市之倉さかづき美術館(岐阜県)

財団法人豊蔵資料館(岐阜県可児市)

岐阜県現代陶芸美術館(岐阜県、現代陶芸)

信楽伝統産業会館(滋賀県甲賀市)

滋賀県立陶芸の森(滋賀県、信楽焼)

サンリツ服部美術館(長野県 諏訪市)

石水博物館(三重県 津市  せきすい)

パラミタミュージアム(三重県 菰野)

越前陶芸村(福井県、越前焼)

福井県陶芸館(福井県、越前焼)

石川県九谷焼美術館(石川県)

中村記念美術館(石川県 金沢)

九谷陶芸村、能美市九谷焼資料館 (石川県、九谷焼)

九谷焼窯跡展示館(石川県、九谷焼)

能美市 浅蔵五十吉美術館(のみし あさくらいそきち びじゅつかん、九谷焼)

日登美美術館(滋賀県 バーナード・リーチ作品)

京都国立近代美術館

大阪市立東洋陶磁美術館

淡路市立陶芸館(兵庫)

兵庫陶芸美術館(兵庫県、丹波焼)

楽美術館(京都、楽焼 らく)

承天閣美術館(京都 相国寺 じょてんかく )

逸翁美術館(大阪 池田 いつおう )

細見美術館(京都 東山)

野村美術館(京都 左京区)

京都陶磁器会館(京都 東山区)

近藤悠三記念館(京都 東山区)

河井寛次郎記念館(京都 東山区)

和泉市久保惣記念美術館(大阪 和泉市 いずみし くぼそう)

湯木美術館(大阪府 大阪市 ゆき)

香雪美術館(大阪 御影 こーせつ)

藤田美術館(大阪 大阪市 曜変天目茶碗 )

寒風陶芸会館(さぶかぜ陶芸会館、岡山県、備前焼)

岡山県備前陶芸美術館(岡山県備前市)

藤原啓記念館(岡山県備前市)

山口県立萩美術館(山口県萩市)

(財)萩陶芸美術館「吉賀大眉記念館」(よしかたいび、山口県萩市)

萩焼資料館(山口県萩市)

砥部焼き陶芸館(愛媛県、とべ焼き)

九州国立博物館(福岡県、大宰府)

福岡市美術館(福岡県)

福岡東洋陶磁美術館(福岡県福岡市)

佐賀県立九州陶磁文化館(佐賀県、有田焼)

有田陶磁美術館(佐賀県)

とりあえず以上。

作家、焼き物販売サイトは対象外。

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4. 陶芸、やきもの、焼き物の材料、機器のリスト>


ねんどやさん.コム(陶芸用土、通信販売、種類豊富、おすすめ)

伊勢久陶芸ショップ(陶芸用品、プロ用道具が豊富)

陶芸ドットコム(資材、機器のラインナップ豊富、陶芸用品)

陶芸ショップ.コム(陶芸用品、陶芸材料の専門店)

造ハウ.com(陶芸用品)

藤原陶芸用品店(陶芸用品)

陶芸ショップ・シンリュウ(陶芸用品全般)

瀬戸製土(陶磁器用土、1050℃焼成磁器土、アイコーン(エコ粘土))

フッチーノ(軽量強化磁器)

匠スクリーン(転写紙)

日本電産シンポ陶芸サイト

瀬戸石膏型共同組合

東京陶芸器材(陶芸窯、電気炉)

ヒュース・テン(企画・輸入販売)


陶磁器の原料、無機顔料、釉薬、うわぐすり、その他顔料>

伊勢久  京都陶磁器釉薬研究会

共立マテリアル  浅岡窯業  熱勝甲府店  福島釉薬 クエスタ・ジャパン  カネアツ釉薬  釉楽屋オンライン

丸ス釉薬  宮脇グレイズ(フリット、釉薬) 玉川釉薬(タイル用釉薬)  水野釉薬  カサイ工業(瓦用うわぐすり) 堀江化工(瓦用うわぐすり)

イワサキ(顔料、釉薬) 尾関(着色材) 日本光研工業 イザワピグメンツ フェロ・ジャパン ホルベイン工業 日研(NIC) 日陶顔料工業

チタン工業(化粧品用顔料 酸化鉄、酸化チタン)


陶芸、やきもの、焼き物の情報関係のリスト>


陶芸総合情報サイト 陶芸ざんまい

うまか陶(陶芸と有田陶器市や佐賀のやきもの情報が満載、佐賀県、お勧め)

陶芸の技法、文様解説(うまか陶、佐賀県立九州陶磁文化館)

陶磁器データベース、釉薬データベース>

日本陶磁器データーベース(立命館大学)

釉薬カラーデータベース(釉薬テストピース、産総研中部センター)

日本の窯業原料データベース(産総研中部センター)

陶磁器における図案データベース(産総研中部センター)

産総研中部センター収蔵品バーチャルミュージアム(陶磁器からファインセラミックスへの技術史)

せっ器、半磁器、ストーンウエア用釉薬データベース 愛知県常滑窯業技術センター(愛知県)

美濃焼きデータベース(土岐市製作)

陶芸の技法、文様解説(うまか陶、佐賀県立九州陶磁文化館)


5. 陶磁器、陶芸の学校>


多治見市陶磁器意匠研究所(岐阜県多治見市)

愛知県立窯業高等技術専門校(愛知県、職業訓練校)

瀬戸市マルチメディア伝承工芸館(瀬戸染付研修所)

愛知県立瀬戸窯業高等学校(愛知県)

佐賀県立有田窯業大学校(佐賀県)

京都伝統工芸大学校(京都)

多治見工業高校セラミック科

有田工業高校

岡山県立備前緑陽高等学校

大阪府立泉尾高等学校

滋賀県信楽高等学校

愛知県立常滑高等学校

福島県立会津工業高等学校


6. 陶芸フェスティバル、陶芸展、陶磁器フェア>


日本工芸会

日展(日本美術展覧会)

日本陶芸展(毎日新聞社主催)

国際陶磁器フェスティバル美濃


陶芸協会> 陶芸>「陶磁器で作られた美術作品、芸術作品」


瀬戸陶芸協会(愛知県、瀬戸物)

社団法人美濃陶芸協会(岐阜県多治見市、美濃焼)

北海道陶芸協会(北海道)

信楽陶芸作家協会(岐阜県、信楽焼)

日本工芸会

日展(日本美術展覧会)

とりあえず以上。

作家個人、焼き物販売サイトは対象外。

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7. 陶磁器、陶器、磁器、やきもの業界向けの会議、

機関、組織、データベース、原料、学校、その他関係リスト


陶磁器、陶器、磁器関係、やきものの学会、協会、機関>

愛知県瀬戸窯業技術センター(愛知県)

愛知県常滑窯業技術センター(愛知県)

土岐市陶磁器試験場・セラテクノ土岐 (岐阜県) 

常滑市陶芸研究所 (愛知県、常滑焼) 

三重県工業研究所窯業研究室 (三重県、万古焼)

信楽窯業技術試験所(滋賀県 信楽焼き)

多治見市陶磁器意匠研究所 (岐阜県多治見市) 

岐阜県セラミックス研究所 (岐阜県)

瑞浪市窯業技術研究所 (岐阜県、美濃焼) 

日本陶磁器意匠センター (愛知県)

京都市産業技術研究所工業技術センター (京都)

岡山県工業技術センター備前陶芸センター(岡山県、備前焼)

岡山セラミックスセンター (岡山県)

愛媛県産業技術研究所 窯業技術センター (愛媛県 砥部焼き)

佐賀県窯業技術センター (佐賀県) 

長崎県窯業技術センター (長崎県)

財団法人 名古屋陶磁器会館

京都陶磁器会館

日本セラミックス協会

色材協会

日本れんが協会

東洋陶磁学会

日本陶磁芸術学会

日本陶磁協会

財団法人 ファインセラミックスセンター(愛知県)

日本工芸会


陶磁器の資料館>

愛知県陶磁美術館 (愛知県) 

岐阜県陶磁資料館 (岐阜県)

陶磁器データベース、釉薬データベース>

日本陶磁器データーベース(立命館大学)

セラミックカラーデーターベース (釉薬テストピース、産総研中部センター)

>釉薬の色はおすすめ文献集もどうぞ

炻器、半磁器、ストーンウエア用釉薬データベース、愛知県常滑窯業技術センター(愛知県)

日本の窯業原料データベース (産総研中部センター)

陶磁器における図案データベース (産総研中部センター)

産総研中部センター収蔵品バーチャルミュージアム(陶磁器からファインセラミックスへの技術史)

美濃焼きデータベース(土岐市)

陶芸の技術、文様解説 (佐賀県県立九州陶磁文化館)

陶磁器、陶芸、やきものの学校>


< 専門学校 >

多治見市 陶磁器意匠研究所 (岐阜県多治見市) 

瀬戸市 マルチメディア伝承工芸館(瀬戸染付研修所) 

愛知県立 窯業高等技術専門校(愛知県、職業訓練校)

京都府立 陶工高等技術専門校(京都)

石川県立九谷焼技術研修所(石川県)(石川県、久谷焼)


< 大学 >

東北芸術工科大学 芸術学部 美術科工芸コース

東京芸術大学美術学部(東京都)

多摩美術大学工芸学科

愛知県立芸術大学 美術学部 (愛知県)

京都伝統工芸大学校 (京都)

京都嵯峨芸術大学造形学科(京都)

京都市立芸術大学(京都)

金沢美術工芸大学

佐賀県立 有田窯業大学校(佐賀県) 


< 高校 >

福島県立 会津工業高等学校 (福島県)

岐阜県立 多治見工業高校セラミック科 (岐阜県)

愛知県立 瀬戸窯業高等学校(愛知県) 

愛知県立 常滑高等学校 (愛知県)

大阪府立 泉尾高等学校

滋賀県 信楽高等学校

岡山県立 備前緑陽高等学校

佐賀県立 有田工業高校 (佐賀県) 


8. 陶磁器、やきものの原料、顔料、釉薬、うわぐすり>

伊勢久  京都陶磁器釉薬研究会

共立マテリアル 浅岡窯業


陶磁器、やきもの、型枠の組織>

全国大陶器市進行組合

全国伝産陶磁器組合協議会

日本陶磁器工業協同組合連合会

全国陶器瓦工業連合会

瀬戸石膏共同組合

岐阜県石膏型工業協同組合

東海>国内の一般的陶磁器生産量の約6割が「美濃焼」。

美濃焼>岐阜県多治見市、土岐市、瑞浪市を中心に生産される陶磁器の総称。

愛陶工(愛知県陶磁器工業共同組合 (愛知県)

三河陶器共同組合(愛知県 植木鉢など)

岐阜県陶磁器工業協同組合 (岐阜県、美濃焼)

泉陶磁器工業協同組合 (岐阜県、美濃焼)

市之倉陶磁器工業協同組合 (岐阜県、多治見市、市之倉)

滝呂陶磁器工業協同組合(たきろ、岐阜県多治見市)

下石(おろし)陶磁器工業協同組合(岐阜県土岐市)

肥前陶磁器工業協同組合(岐阜県土岐市) 

駄知陶磁器工業協同組合(岐阜県土岐市)

妻木陶磁器共同組合(岐阜県土岐市) 

萬古陶磁器工業協同組合(三重県四日市市、萬古焼)

石川県陶磁器商工業共同組合(石川県、久谷焼、)

京都陶磁器共同組合連合会(京都府、京焼、清水焼)

瀬戸陶磁器工業協同組合(愛知県、瀬戸物、セト・ノベルティ)


九州、沖縄>

波佐見陶磁器工業協同組合(九州、長崎、はさみ焼)

三川内(みかわち)陶磁器工業協同組合(長崎県、佐世保市)

「天草陶石・陶磁器 セラミカ・アマクサ」(天草)

壺屋陶器事業協同組合(沖縄、つぼや焼き)


陶磁器、やきものの卸>

京都陶磁器卸協同組合

瀬戸陶磁器卸商業協同組合(愛知県、瀬戸)

常滑陶磁器卸商業協同組合(愛知県) 

とりあえず以上。

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9. 焼き物関係の陶芸作品展、陶芸公募展、陶磁器フェア関係リスト


やきもの、焼き物、陶芸の情報関係リスト>

陶芸総合情報サイト 陶芸ざんまい

陶芸ドットコム

うまか陶芸(陶芸と有田陶器市や佐賀のやきもの情報が満載、佐賀県、お勧め)

陶芸の技法、文様解説 (うまか陶、佐賀県立九州陶磁文化館)


陶芸公募展>

日展(日本美術展覧会)

日本伝統工芸展

日本工芸会

日本新工芸

現代工芸美術家協会

日本陶芸展

女流陶芸

全陶展

現代陶芸コンペティション

東京陶芸展

出石磁器トリエンナーレ

長三賞現代陶芸展ビエンナーレ

菊池ビエンナーレ

浜名湖アートクラフトフェア

クラフトフェアまつもと

国際アマチュア陶芸展伊万里2009

日本新工芸西九州工芸展

淡交ビエンナーレ

中日国際陶芸展

若狭陶芸展

壷屋焼若手公募展

韓国世界陶磁ビエンナーレ国際公募展

京畿道世界陶磁ビエンナーレ国際公募展

焼き締め陶公募展

国際陶磁器展美濃

フタのある形展

いしかわ県民陶芸展

台湾セラミックスビエンナーレ

織部の心現代茶陶展

九州山口陶磁展

日清食品現代陶芸めん鉢大賞展

世界芸術祭コンペティション

国際陶磁器フェスティバル美濃

金沢工芸大賞

全国こども陶芸展inかさま

鹿児島陶芸展

とちぎ21陶芸展

北海道陶芸展

一水会陶芸部公募展

現代沖縄陶芸展

北海道高齢者陶芸展

愛教大の造形展

ファエンツァ国際陶芸展 (世界的な陶芸公募展、2年に一度)

西日本陶磁器フェスタ

全国陶磁器フェアin福岡

国際陶磁器フェスティバル美濃

人形町せともの市(東京)

瀬戸焼、赤津焼、(せともの祭り、愛知)

瀬戸蔵 (愛知県瀬戸市)

美濃焼(陶の里フェスティバル、たじみ茶碗まつり、伝統工芸品まつり、岐阜) 

セラトピア土岐 (岐阜県土岐市産業文化振興センター)

常滑焼(常滑焼まつり、愛知) 

九谷焼(久谷陶芸村まつり、石川県能見市) 

萩焼(萩焼まつり、山口)    

信楽焼(しがらき陶器まつり、滋賀県 甲賀市)

備前焼(備前焼まつり、岡山) 

清水焼(楽陶祭、京都)

丹波焼(丹波陶器まつり、兵庫) 

益子焼(益子陶器市、栃木)  

大谷焼(窯まつり、徳島)     

有田焼(有田陶器市、佐賀)   

三川内焼(三川内陶器市、有田町周辺) 

笠間焼(笠間焼フェア、茨城)  

小石原焼(民陶村まつり、福岡)  

九州山口陶磁展

とりあえず以上。

作家個人、焼き物販売サイトは対象外。

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10. やきもの、陶磁器、陶芸、釉薬、作り方

キーワード別お勧めの本、参考書、文献集


はじめに> 仕事を行なう上での基礎知識として、やきもの、陶磁器の歴史、産業、作り方、陶芸の世界はどうなっているかを調べるために文献を集め、現在は処分しています。

 世の中、情報、知識、やきものの製作テクニックという情報は、本当は溢れていますが、「今欲しい情報がどこに載っているか分からない」というのが問題です。ここでは、名古屋の大手書店にある陶磁器関係の約200冊や中古本から「買うに値する」と思って自腹で購入した本の代表的な見所を紹介しています。 作家の伝記物は対象外。

(2013年4月版)


目次---------------------------------

0. キーワードから探す、おすすめの本(例>菊練り方法はどの本に載っているか?)

1. やきもの、焼き物、陶磁器、陶芸の技法、作り方、その他

2. やきもの、焼き物、陶磁器、陶芸の釉薬(うわぐすり)

3. やきもの、焼き物、陶磁器、陶芸の原料土関係

4. やきもの、焼き物、陶磁器、陶芸美術作品、陶芸作家全般

5. やきもの、焼き物、陶磁器、陶芸の鑑定

6. やきもの、焼き物、陶磁器、陶芸のプロを目指すなら読んでおきたい本

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0. キーワードから探す、おすすめの本>

釉薬、成型、作り方>

●焼き物制作上のトラブル(歪、ヒビ、ブク等々)に対する説明、テクニック

→「つくる陶磁郎48 失敗ベストテン 全国の陶芸教室51件にアンケート」 双葉社

→「疑問に答える逆引陶芸技法」 陶工房編集部 誠文堂新光社

→「陶器づくりますます上達 焼き物実践ガイド」 誠文堂新光社

→「ズバリ解決 やきものづくり、100の失敗」 つくる陶磁郎編集部 双葉社

→「練込・陶芸技法を極める―陶土から磁土まで秘技公開」 誠文堂新光社

●釉薬の作り方全般

→「陶芸裏技マニュアル 釉薬の裏技」 阿部出版

●基礎釉、白い釉薬、化粧土、釉薬に関するQ&A

→「まぜておぼえるはじめての釉薬づくり」 誠文堂新光社

●陶芸全般、釉薬のかけ方→「「陶芸」の教科書」 実業之日本社

●「ぐいのみ」に各種の釉薬をかけて焼いた後の見本→「陶芸市販釉薬を使ったはじめての釉薬・焼成入門」 誠文堂新光社

●釉薬の調合、原料管理(原料水分の算出法)→「釉薬と施釉がわかる本」 誠文堂新光社

●ロクロを使わない西洋風のやきものの作り方→「陶芸 手づくりのテクニック」 グラフィック社

●油滴天目、木の葉天目などの作り方など。 →「陶芸の釉薬」 理工学社

●絵付け、転写、金貼り、金彩等々

→「美と創作シリーズ 陶芸を学ぶ2」京都造形芸術大学 編 角川書店

●やきもの作りの技法をさっと見る、確認する。 →「すべてがわかる やきもの技法辞典」 双葉社

●調合割合からゼーゲル式を、ゼーゲル式から調合割合を求める方法、ゼーゲル式の説明 →「完全版 釉薬基礎ノート」 双葉社

●ゼーゲル温度計、ゼーゲルコーンの組成、用語解説が詳しい。 →「陶磁器釉薬 うわぐすり」 共立出版

●工業的陶磁器の作製、流し込み成形、石膏型の作り方、機械ロクロ、トンネル窯等々 →「陶磁器 楽焼から本焼まで」共立出版

→「図解 工芸用陶磁器 伝統から科学へ」技報堂

●磁器製作上の注意点、テクニック

→「磁器の製作」 理工学社

→「はじめての磁器作り」 阿部出版

●伝統的なロクロの方法、染めつけ、各種ダミの方法、焼成前の釉薬の厚さ、釉裏紅の作り方、茶碗のデザイン

→「陶芸の伝統技法」理工学社

●泥しょう(でいしょう)鋳込み

→「陶器づくりますます上達 焼き物実践ガイド」 誠文堂新光社

→「わかりやすい 工業用陶磁器」 技報堂

→「実践陶磁器の科学 焼き物の未来のために」 内田老鶴圃

→「鋳込み入門 基礎編」 やきものネット技法シリーズ コエランス

→「炎芸術 ろくろがいらない陶芸 やきもの作りニュースタイル」 阿部出版

●小型電気炉で簡単に還元焼成

→雑誌「炎芸術107号」 阿部出版 2011年発売   甲鉢に炭を詰めて焼成

→「はじめての電気窯焼成 基本から裏ワザまで」 誠文堂新光社


土作り>

●土作りのやり方、工業的粘土の製造方法、陶土販売店リスト>叩き、水簸(すいひ)、土練、荒練り、菊練り

→「陶土の基礎知識 土を探る」 陶芸パワーブックス 阿部出版

→「はじめての磁器作り」 阿部出版

●販売されている土の様子、ゴスの色合い、ロクロの見本

→「つくる陶磁郎 やきもの材料道具図鑑」 双葉社

●化学知識による土の紹介、原料からの磁土、陶土作り、各種窯の紹介、焼成温度パターンの紹介

→「陶芸の土と窯焼き」 理工学社

●やきもの産地の土の使用状況、化学組成表、科学的な釉薬の説明、現代陶芸家、伝統陶芸家のインタビューいっぱい

→ 「美と創作シリーズ 陶芸を学ぶ2」京都造形芸術大学 編 角川書店


骨董、鑑賞、日本陶磁器、中国陶磁、西洋陶磁、文様>

●中国景徳鎮の製作風景→「やきもの入門」 平凡社

●昔の中国の技術の紹介、景徳鎮の作業風景 →「陶工の技術」 理工学社

●世界の古代から現代物まで陶磁器を手軽に見る。→「世界やきもの史」 美術出版社

●骨董>中国元時代から明中期までの文様、パターン→「陶磁器染付け文様辞典」 柏書房

●骨董>中国、韓国の代表的な昔の陶磁器の写真と背景説明 →「美術館へ行こう やきものと触れあう」 新潮社

●骨董>主に中国陶磁器の鑑定ポイントを知りたい →「東洋古陶磁 鑑定の極意」 五月書房

●骨董>古い陶磁器の本物、ニセモノ、本物を再加熱したら、修理したらどうなるか。

→「古陶磁 真贋鑑定と鑑賞」 講談社

→「別冊 太陽 やきものの真贋と鑑定」 平凡社

●骨董>中国、明、清時代の景徳鎮での磁器作りの様子、清朝官窯

→「中国の陶磁 清の官窯」 平凡社

→「陶磁大系 46 清の官窯」 平凡社

●日本の各種の焼き物を手軽に見る。 →「よくわかるやきもの大事典」 ナツメ社

●作家の工房風景、絵付けの様子など→「(新)日本のやきもの 別巻2」 読売新聞社

●ヨーロッパの三大焼き物ブランド(マイセン、ウエッジウッド、セーブル)の製作風景と作品

→「欧州陶磁紀行 マイセン、ウエッジウッド、セーブル」 世界文化社

→「王侯・貴族の愛したうつわ ヨーロッパの名窯」 コエランス


1. 陶芸、その他、技術、テクニック>

1●「陶器づくりますます上達 焼き物実践ガイド」 誠文堂新光社

こんなに理論的に焼き物の科学、理屈が紹介され、体系的にまとまっている本は珍しい。陶芸(陶器による芸術)関係ではなく、

仕事で陶磁器の作製を行なっている人にお勧め。

2●「つくる陶磁郎48 失敗ベストテン 全国の陶芸教室51件にアンケート」 双葉社

失敗する(タタラがゆがむ、ロクロで土が伸びない等)前に、どうしたら失敗せずに済むかというアイデア満載

3●「疑問に答える逆引陶芸技法」 陶工房編集部 誠文堂新光社

陶芸技法、問題に関して276もの質問に丁寧に文章で回答している、とても便利。

4●「ズバリ解決 やきものづくり、100の失敗」 つくる陶磁郎編集部 双葉社

この本も、とてもいい。

5●「美と創作シリーズ 陶芸を学ぶ2」京都造形芸術大学 編 角川書店

この本の前半は著名陶芸家の作品とインタビュー、後半は、焼き物の科学、理屈、日本各地の焼き物産地の現状が詳しく紹介されている。この本によって「陶芸とは、やきもので美術作品、工芸作品を作ったもの」という事を理解した。

ただ、個人的には、芸術うんぬんは別として、貧乏陶芸家がいっぱいいる現実、どうやったら陶芸一本で食っていけるようになるかといった人脈作り、メディアへの露出法といった技術の指南まで紹介して欲しかった。

6●「すべてがわかる! やきもの技法辞典」 「つくる陶磁郎」編集部 双葉社

各成型法を写真で紹介。およそ120種類の方法がのっているので、技法に関してはこの本だけで十分ではと思えるほど。

7●「つくる陶磁郎30 特集やきもの 材料道具図鑑」 双葉社

陶芸用窯の紹介、各種の筆、ゴスの種類による発色の違いなど、ちょっとしたカタログなみ。販売先、値段の紹介も充実。

8●「陶芸 手づくりのテクニック 断面写真で解き明かす成形技法」 グラフィック社

イギリス人?ジャッキー・アトキンさんによる現代アート系の様々な成型方法を紹介した本。ロクロを一切使わず、紐作り、手捻り、板作り、型取りによって様々な形状のオブジェを作っていく方法を紹介。色粘土の作り方、石膏型の作り方、練り込み技法、二重底の作り方の記事が貴重。

9●「よみうりカラームックシリーズ 新 日本のやきもの 別巻2 陶芸の技法百科」 読売新聞社

現代陶芸作家の仕事風景、インタビューがメイン。陶芸作家の暮らしぶりがよく分かる。

10●「陶芸の教科書 この一冊でつくり方から歴史まで全部分かる」 実業之日本社

陶石、窯、世界の焼き物の歴史、陶芸家の紹介などキレイな写真いっぱいでよくまとまっている。

11●「磁器の制作 ●青白磁大皿を中心に●」 理工学社

磁器の製作に関して、もっとも実践的な情報(成型後の乾燥の細かなテクニック、菊練りが悪いとどうなるか、各種窯の特徴、温度の上げ方等々)が書いてあった。これからプロの陶芸家(伝統工芸系)を目指す方におすすめ。

12●「練込・陶芸技法を極める―陶土から磁土まで秘技公開」 誠文堂新光社

「練り込み」という技術を用いて素晴らしい作品を作る方法を公開している。

13●「陶工の技術」理工学社

原料の性質から、釉薬まで歴史的経緯を含めて記述してある。

14●「やきもの入門」 平凡社

中国景徳鎮の各種の成型技法を、写真とともに紹介。どうやって複雑な形状の磁器を作っているか知りたい人にはイイ。

15●「比較陶器談話室 第1号~第20号 合本」 丸ニ陶業 販売

なんとも紹介しにくいが、完全な「やきもののプロ」向けの内容。釉薬、生地の開発者にとってはバイブルといっていいかも。


2. 釉薬(うわぐすり)>

1●「陶芸裏技マニュアル プロが教える陶芸のコツ 釉薬の裏技」 阿部出版

プロの陶芸家が使っている釉薬のレシピの紹介という感じ。

2●「釉薬と施釉がわかる本 実践編」 誠文堂新光社

色見本というより、様々な作品を作る際の写真記録、作り方の参考としてはいいかも。

3●「陶芸市販釉薬を使った はじめての釉薬・焼成入門」 誠文堂新光社

市販の釉薬をどういう焼成雰囲気で焼いたら、どういう色が出るという見本帳。最初の釉薬の色見本としてはいいかも。

4●「混ぜておぼえるはじめての釉薬づくり」 誠文堂新光社

代表的な釉の合成の方法、および「ゼーゲル式」の説明が詳しい。

5●「完全版 釉薬基礎ノート」 双葉社

愛知県立瀬戸窯業高等学校の津坂先生の著書。カラーテストピースの写真満載で、市販釉薬に満足できない人が自分で好みの色の釉薬をつくる際に非常に参考になる。カラーテストピースの写真満載で、市販釉薬に満足できない人が自分で好みの色の釉薬をつくる際に非常に参考になる。

6●「授業形式で初歩から学ぶ やきものの釉」 双葉社

岐阜県多治見工業高等学校の先生の著書。授業形式(対話形式)で、伝統的釉薬を中心に、カラーテストピースの写真が満載。

7●「陶磁器釉薬 うわぐすり」 共立出版

カラー写真はないが、釉薬について化学的見地から紹介。工業系、釉薬メーカーの人のための教科書という感じ。ゼーゲル温度計の組成やラスター彩の作り方なども載っている。

8●「陶芸の伝統技法」理工学社

昭和中期までの、伝統的なロクロの方法、染めつけ、各種ダミの方法、焼成前の釉薬の厚さ、釉裏紅の作り方、茶碗のデザインなどが紹介されている。

9●「実践陶磁器の科学 焼き物の未来のために」 内田老鶴圃

原料のSEM写真、エックス線パターン、各窯業産地の原料動向、ヒビの発生機構など。

10●「わかりやすい 工業用陶磁器」 技報堂

工業用粘土の化学的変化の説明が詳しい。

11●「釉とその顔料」 技報堂

カラー写真はないが、釉薬及び顔料に関して産業的プロ向きの記述がいっぱいで、とても役立つ。

以下はまだ購入していないが、いずれ買うかも。---------

●「陶芸の釉薬 新版 理論と調整の実際」、理工学社

●「陶磁器釉の科学」 内田老鶴圃

●「釉調合の基本」 窯技社

●「入門やきものの科学」 共立出版

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3. 原料土関係>

1●「陶土の基礎知識 土作りから焼き上がりまで土を作る」 炎芸術 陶芸パワーブックス 阿部出版

陶芸用の土の作り方全般について紹介しており、土叩き、水簸(すいひ)、土練機、荒練り、菊練りの方法も詳しく紹介。各地の代表的な土12種類を成型、乾燥、酸化・還元焼成したら何色になるかの見本も充実。

2●「はじめての磁器作り」 炎芸術 特別編集●シリーズやきもの入門 阿部出版

磁土の作り方全般、磁土、半磁土の販売先などが詳しい。

3●「陶芸の土と窯焼き」 大西政太郎 理工学社

各種の窯(穴窯、登り窯、電気窯、ガス窯、灯油窯、等々)でどのように焼いたらどういう状態になるかなどが詳しく解説。詳しい焼成温度パターンなども紹介。

4●「陶磁器 楽焼から本焼まで」共立出版

全般的に、バランスよく書いてあり、機械ロクロなども紹介。

5●「図解 工芸用陶磁器 伝統から科学へ」技報堂

カラー写真がほとんどないのが残念だが、白黒イラストは多く、世界各地の素地の詳細な組成から、成形方法、やきもの形状の呼び名など重要なことばかりがわかりやすく解説されている。陶磁器を本格的に勉強したい人にはおすすめ。

6●「セラミックス手帳」 技報堂

酸化物の固相反応温度、生成物など貴重なデータがいっぱい収録されている。


4. やきもの、陶芸全般>

やきもの全般>

1●雑誌「一個人」やきもの入門 2011年6月号 KKベストセラーズ

やきものの本40冊持っている作者に、あらたに買わせるほどの内容の詰まった一冊。

2●「世界やきもの史」 美術出版社

キレイな写真も載っていて、世界の焼き物をざっと学ぶにはいいのでは。

3●「よくわかる やきもの大辞典」 ナツメ社

日本のやきものを中心にキレイな写真と、簡単な歴史、特徴をバランスよく配置。外国のブランド食器の紹介も充実。

4●「欧州陶磁紀行 マイセン、ウエッジウッド、セーブル」 世界文化社

マイセン、ウエッジウッド、セーブルといった代表的な窯について、代表的な作品とともに、歴史、製作工程が学べる。

5●「ヨーロッパ名陶図鑑」 株式会社テーブルウェア

代表的な窯について、簡単な紹介と、商品ラインナップが充実。

6●「紅茶とヨーロッパ陶磁の流れ」 名古屋ボストン美術館 2001年3月発行

1700年代のヨーロッパ磁器が満載。

7●「王侯・貴族の愛したうつわ ヨーロッパの名窯」 コエランス

マイセン、ウエッジウッド、セーブルといった代表的な窯を含めて24ブランドの代表的な作品、歴史を紹介。

8●「美術館へ行こう やきものと触れ合う(中国、朝鮮)」 新潮社

軽い読み物風の構成、中国と韓国の陶磁器の解説がほとんどで名品案内という感じ。

9●「やきもの入門」 平凡社

中国景徳鎮の各種の成型技法を、写真とともに紹介。どうやって複雑な形状の磁器を作っているか知りたい人にはイイ。

10●「故宮博物院 15 乾隆帝のコレクション」 NHK出版

中国の一流の芸術家が、皇帝の庇護の下に協力して作品を作ったら何が出来るかという見本帳。まさに「人類の宝」にふさわしいものばかり。

11●「故宮博物院 14 工芸美術」 NHK出版

同上。

12●「中国工芸美術 景徳鎮磁器」 中国人民美術出版社+美乃美

青花、色絵など技法ごとに大型の写真で紹介。明、清、現代ごとに磁器の特徴の変遷がよく分かる。

13●「中国の陶磁11 清の官窯」 平凡社

カラー写真満載で解説も充実。

14●「陶磁大系 全48巻 第46巻 清の官窯」 平凡社(昭和48年発行)

中国清時代の雍正官窯の青花磁器は○○が特徴という感じ。「本物の官窯の銘」がいっぱい載っているところが魅力。しかし、出版年代が古いせいか白黒写真が多いのが残念。

15●「故宮博物院 8 清の陶磁」 NHK出版

「やきもの」ではなく、美術品の域に達した焼き物写真のオンパレード。


陶芸(陶製芸術作品、陶芸作家)全般>

1●炎芸術 No.77 (2004) 特集「いま、日本の陶芸は」、阿部出版

現代陶芸に関して、コレクター、ギャラリーの辛口の意見が載っていていい。

2●炎芸術 No.81 (2005) 特集「ミステリアス天目」、阿部出版

色々な現代の天目茶碗がいっぱい載っている。

3●炎芸術 No.79 (2004) 特集「伝統工芸」の陶芸、阿部出版

「○○焼き」に代表される地場産業の「やきもの」ではなく、工芸作家が製作する作品としての陶芸が載っている。


5. やきもの鑑定>

1●「東洋古陶磁 鑑定の極意」 五月書房

軽い読み物風の構成、中国と韓国の陶磁器の解説がほとんど。

2●「出川直樹 古陶磁 真贋鑑定と鑑賞」 講談社

古い焼き物に、後付で色を焼き付けたらどうなるか、再度、焼直したらどうなるか等、ここまで詳細に載せているのはスゴイ。

「日本の焼き物の印及び中国の官窯の銘の写真」がいっぱい載っている。

3●「別冊 太陽 やきものの真贋と鑑定」 平凡社

カラー写真満載で鑑定ポイントを紹介している。おすすめ。

4●「陶磁器染付文様事典」 柏書房

トルコのトプカピ・サライ宮殿博物館等に行って撮影してきた本物の元末期から明初期の染付けの写真資料集。この時代の模様パターンがテンコ盛り。

5●「新訂 古陶磁の科学」 雄山閣

多くの本は景徳鎮の土は、景徳鎮周辺のカオリン土と、白不子を混ぜて作っていると記述しているが、それは明時代以前の話で、それ以降は違うという記述辺りが面白い。


6. やきもののプロを目指すなら読んでおきたい一冊>

●「図解 工芸用陶磁器 伝統から科学へ」技報堂

昔の本(40年前)なので、カラー写真がほとんどないのが残念だが、白黒イラストは多く、世界各地の素地の詳細な組成から、成形方法、やきもの形状の呼び名など重要なことばかりがわかりやすく解説されている。陶磁器を本格的に勉強したい人にはおすすめ。アマゾンでは、少数だが現在も中古が買える様子。

●「陶器づくりますます上達 焼き物実践ガイド」 誠文堂新光社

こんなに理論的に焼き物の科学、理屈が紹介され、体系的にまとまっている本は珍しい。陶芸(陶器による芸術)関係ではなく、仕事で陶磁器の作製を行なっている人にお勧め。

●「美と創作シリーズ 陶芸を学ぶ2」京都造形芸術大学 編 角川書店

この本の前半は著名陶芸家の作品とインタビュー、後半は、焼き物の科学、理屈、日本各地の焼き物産地の現状が詳しく紹介されている。この本によって「陶芸とは、やきもので美術作品、工芸作品を作ったもの」という事を理解した。

●「鋳込み入門 基礎編」 やきものネット技法シリーズ コエランス

陶芸家で鋳込み成型をやっている人は少ないようだが、「鋳込みは量産技術だから。。。磁器だから。。。」という「食わず嫌い」は、表現の幅、可能性を奪っているのではないでしょうか。この本は鋳込み成型に絞って豊富な写真入で紹介している。

●「はじめての電気窯焼成 基本から裏ワザまで」 誠文堂新光社

ガス窯を自宅に設置できる人はそうはいないでしょう。電気炉でも還元雰囲気で焼けるテクニック満載。

●「炎芸術 ろくろがいらない陶芸 やきもの作りニュースタイル」 阿部出版

ろくろが買えない人はそうはいないと思うけれど、他人と違うものを作るなら、鋳込み技術も必要じゃない?

                  以上。