自由スペース版

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~興味ある事をイラスト入りで記録~

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15 エジプトのクフ王のピラミッドは、やはり偉大だ。

14 DNA構造には、必ずP(りん)が必要。

13 岩石の中に巨大な結晶が生成するしくみ

12 星座「天の川」は、天の川銀河の一部(中心部)が見えている。

11 天の川銀河の中心には、地球程度のブラックホールが存在している。

10 偏西風の動きによって台風の上陸場所が変わる。

9 地球上でも、大気がないと暗い空になる。

8 日本の夕日とブラジルの朝日は同じもの。

7 夏が暑いのは太陽の出ている時間が長いから

6 人は地球の中心に向かって立っていない

5 コンパスは、北極も磁北も示していない

4 旅客機の大きさ比較

3 月への乗り物サターンロケット

2 月の模様の見え方

1 モナリザ

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15〇エジプトのクフ王のピラミッドは、やはり偉大だ。

 エジプトのギザのクフ王のピラミッドの観光用入り口の風景。ピラミッド近くにいくと「壁」状態で、全景を移せないぐらいの迫力。作者も40年前に昇ったことがあるが、石一つ一つが、高さ160cm程度ある。ワンボックス軽自動車サイズの石は、数人がかりで数センチも動かせそうにないが、4500年前の人たちは、車輪も存在しないのに、この精度で数百万個を積み上げたのだから驚くしかない。人類の偉大さが分かる。



14〇DNA構造には、必ずP(りん)が必要。

 高温のマントルに水生物の基本であるDNA構造では、必ずP(りん)が必要となる。よって、肥料としてもリン成分が必要。一方、筋肉はアミノ酸で構成されるので、N(窒素)が必要になる。


13〇岩石の中に巨大な結晶が生成するしくみ

 高温のマントルに水が浸入してどろどろのマグマが生成し、岩石成分が溶けだし、噴火とともにゆっくりと冷えることによって、少しづつ結晶が成長する。


12〇星座「天の川」は、天の川銀河の一部(中心部)が見えている。

 南半球では、天の川銀河の中心部(バルジ)が見えるので、読書できるぐらい夜空は明るい。


11〇天の川銀河の中心には、地球程度のブラックホールが存在している。

 天の川銀河の中心には、とてつもない質量を有する「地球」程度の大きなブラックホールがあるとされており、我々の太陽の数千分の1程度のブッラクホールの周りを、数多くの太陽系が公転している。


10〇偏西風の動きによって台風の上陸場所が変わる。

 偏西風は、上空10kmを時速360kmで流れており、発生した台風は冬は鹿児島以前で太平洋に流される。夏になると偏西風が北海道辺りに移動するので。台風が東北地方まで北上する。


9〇地球上でも、大気がないと暗い空になる。

 大気がないと太陽光は散乱されないので、明るい青空は生成されず、昼間でも星が見えて、月面と同様に強烈な太陽光に直接照らされる状態になる。


8〇日本の夕日とブラジルの朝日は同じもの。

 太陽は地球よりも圧倒的に大きいので、地球には並行光線として光が届いており、太陽からの光が約8分かかって地球に届く。つまり、今見ている太陽は8分前の姿。



7〇単純にいうと、夏は太陽の出ている時間が長いので暑く、冬は短いので寒い。

 北半球では太陽は緯度の関係で冬は南東から日が昇り、南を通過して南西に沈む。冬は地上に太陽が出ている時間が少ないので寒くなる。夏は北東から日が昇り、南を通過して北西に沈むので太陽が出ている時間が長いので暑くなる。実際には、地上が暖まるのに時間がかかるので、「夏至(6月21日)」を超えてから暑くなる。


6〇世界で体重は異なる&地球の中心に向かって立っていない。

 重力方向は地球引力と遠心力の関係によって決まるので、北極、南極、赤道以外の場所では、重力方向は地球の中心から微妙にずれている。赤道では遠心力の関係で重力が少し小さく、赤道上で100gの物体は、沖縄では100.11g、札幌では100.25g、北極では100.51gになる。




5〇方位磁石(コンパス)は、実際には北極も磁北も示してはいない。

 方位磁石は磁力線に沿って動くので日本の本州付近では北極点よりも7度程度西を向いた方向を示す。磁北は時間の経過とともに移動し、現在はカナダ沖にあり、オーロラは北極点ではなく磁北を中心に発光する。


4〇旅客機の大きさはけっこう違う。

 国内線で近距離で乗るのはA320クラス。福岡ー羽田など幹線で乗るのはA350クラス。羽田ーハワイなど、多人数を効率良く運ぶ際にはA380クラス。中東の王様は、A380をプライベートジェットとして使用している。石油は掘ってそのまま売ればお金になるので、本当にお金が埋まっているようなもの。



3〇人間が他の星(月)への往復に使用した乗り物 サターンVロケット。

 打ち上げ時の総重量は3038トンであり、3000トンの物体が、地球の重力に反して真上に離陸するというのも不思議。



2〇東京とシドニーでは、月模様の見え方が異なる。

 月の模様は、絵北半球と南半球で上下反対になる。厳密には、北半球でも東と西で模様の角度が異なり、これがウサギの餅つき、人の横顔、カニに見える原因の一つ。


1〇モナリザの絵は、意外に小さい。

 モナリザの絵(約520年前、織田信長の祖父あたりの時代)は、縦77cm。日本の女子高生の平均が155cm程度なので、約半分。モナリザの顔は縦で約18cmで実際の女性の顔サイズの約9割のサイズ。このサイズなので500年以上残ってきたのかもしれない。この絵は、フランス、イタリアでは「ジョコンダ夫人」という名前。モナリザは、「マドンナ・リザ=私の貴婦人リザ」という意味。この絵のすごい所は、顔料から自分達で合成していた事、洋服の刺繍部分の盛り上がり形状(模様の交差状態)まで正確に描いている事。レオナルドは、この絵を依頼主に渡さず(複数描いたうちの一つという説もある)、生涯持ち歩いていたので、臨終の地、フランスに現在ある。


図 実物の2.7倍の拡大図。


図 有名「モニャリザ」のパロディ版

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以上。