ゆるゆる英語文法編

 ゆるゆる英語文法編


目次>-----------------------------------------------------

1.英文の加工 2英語の発音の仕方 3 形容詞 

4 分詞  5 冠詞(a,the)  6 名詞、代名詞 8 接続詞

9 名詞の後に来る修飾語句  10 動名詞  11 進行形

12 副詞 13 文修飾副詞 14 関係代名詞which

15 文型 16 be動詞 17 doって何だろ

18 疑問文作り方確認 19 前置詞  20 数式の読み方

21 初対面の外国人と何を話すべきか(作成中) 

22 引用符ジェスチャー 23 その他

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1. 英文を加工し豊かな内容の文章にしてみる。

I saw Aiko. 私はアイコを見た。(基本形)

↓  Iは、「私」ではなくて「私は」だから気をつけること。例)映画名 I, robot.(私は, ロボット)

 myは 「私の」、meは「私に」。

I saw Aiko + again. 私はアイコを再び見た。

I saw Aiko again + in the kitchen. 私はアイコを再び台所で見た。

↓  基本的には「重要性の高い順番に並べていく」のが英語の法則。

 例)I saw Aiko + again + in the kitchen.(「再び」の方が、「台所で」よりも重要と思う時)

 例)I saw Aiko + in the kitchen + again.(「台所で」の方が、「再び」よりも重要と思う時)

I saw Aiko again in the kitchen + yesterday morning. 私はアイコを再び台所で昨日の朝に見た。

I, Aiko's father, saw Aiko again in the kitchen yesterday morning.

↓ アイコの父である私は、アイコを再び台所で昨日の朝に見た。

Yesterday morning, I, Aiko's father, saw Aiko again in the kitchen.

↓ 昨日の朝、アイコの父である私は、アイコを再び台所で見た。(昨日の朝を強調する場合)

In the kitchen, I, Aiko's father, saw Aiko again yesterday morning.

↓ 台所で、アイコの父である私は、アイコを再び昨日の朝見た。(台所を強調する場合)

I, Aiko's father, saw (Aiko [ whose father is a researcher of BIST]) again in the kitchen yesterday morning.

 アイコの父である私は、([父親がBISTの研究者である]アイコを)再び台所で昨日の朝に見た。


2 文の区切り、切れ目を意識して見分ける、意識して話す。

原文 The statue's narrow staircase leading to Lady Liberty's crown is off-limits to visitors.

切れ目の分析> [The statue's narrow staircase / leading to Lady Liberty's crown ] / is / off-limits / to visitors.

訳) [自由の女神の冠に通じる彫刻の狭い階段は、] 訪問者達には立ち入り禁止である。


3 英語の発音の仕方

 英単語を発音する時、「Nativeはどういう感覚で、その単語を読み、発音しているのか」を、これまでずっーと考えてきた。

その結果、どうも「アルファベットの読み方は基本的に一つしかないので、素直にそのまま読んでいる」ようだと、数年前にきずいた。

 例えば、aはエーと発音する以外はないし、bはビーとしか発音しない。

この法則?をTomatoで検証してみる。

Tomatoは、日本語読みではトマト、しかし、英語では「トオメエト」と発音する。

アルファベットの発音通り発音したら、TomatoはTo(トオ)ma(メエイ) to(トオ)。続けて読むとトメエイト。

Potato(ポテト)は、Po(ポオ)ta(テエイ)to(トオ)。続けて読むとポテイト。

以前、この説をカナダ人(Native Speaker)に披露したら、「おおむね正しいけども、例外もある(例えばaをアと呼ぶなど)」との回答を得た。

まあ、一度、この法則を意識して文章を読んで見てください。すごくnativeっぽく発音出来て、nativeにも自然なようです。


4 形容詞→名詞を飾る言葉

 形容詞とは、名詞の性質や状態、性格、数、量などを表す言葉のことをいう。つまり名詞を飾る言葉。

直接に名詞を飾る用法は、限定用法という。⇒ This is a pretty dog. (形容詞+名詞、限定用法)

be動詞などの後に来て主語の性質や状態などを説明するのは叙述用法という。

     ⇒ This dog is pretty.(後に名詞が続かない、叙述用法)


< 英語の形容詞の順番 >

⇒(1)冠詞・所有格+(2)大小・形状+(3)性質+(4)新古+(5)材料・所属・動名詞+飾られる名詞

   例) the small old white-walled wooden house.


5 分詞

→主な働きは「動詞を形容詞のように使えるようにする」こと。

主な働きは「動詞を形容詞のように使えるようにする」こと。 

    a heating filament 加熱用のフィラメント <現在分詞>

現在分詞は「~している」という意味を持ち、名詞の前に置かれる。

    a heated filament 加熱されたフィラメント <過去分詞>

過去分詞は「~される、~された」という意味を持ち、名詞の前に置かれる。


6 冠詞→ aとかthe

aの意味するところ>

 I ate a chicken. 私は”生きているか、料理されているかは分からないが”鶏をまるごと1羽食べた。

 I ate chicken. 私は(お肉の)チキンを食べた。

 aは元はoneという言葉が由来で、”どこにである一個まるごとの”という意味を含んでいるのに対して、”aがつかないchicken”は”1羽まるごとではない=お肉”というイメージ。

別の例>

 We put orange on top of the yogurt. 私たちはヨーグルトの上にオレンジを載せた。

 We put an orange on top of the yogurt. 私たちはヨーグルトの上に”皮をむいているかどうか不明だが”オレンジを”まるごと一個”載せた。


< aとtheの違いと使い方 >  定冠詞 the, 不定冠詞 a, an

 冠詞( a, the )は、文章を読む人にとって、未知か既知かが選択基準である。

文章を読む人が「それ」を知らなければa an、すでに説明されており「それ」を知っていて、「それ」を特定したいならばtheを使う。

aとかtheは「つける、つけない」の問題ではない。文中で、何を指すか、指したいかをはっきりさせるために、必要に応じてtheをつける。

特別に特定しなくてもいい場合は、冠詞が省略される。つまり、aとかtheはつけない

 ネイティブの論文では、だいたいexperimental 項まで頻繁にa,anが使われ、その後はtheが使用されているようだ。

 aは、数えられる名詞につけて、「一つの~」というのが基本的な意味であるが、「ある~」のように、特定しないものの意味を示す。逆に、theは「その~」と特定しているもの、物を特定する時に使う。

 theは、特定のもの、世界中で一つしかないもの(the sun、(theをつけないでSunという場合もある。)the moon)、また、ある絵が書いてあってそれを見ながら会話する時、広く世界中で知られているものなどにつける。


例 We found a bear in the forest. (私達は、(たくさんいるうちのなんでもいいから)ある熊を森で発見した。)

  But the bear ran away quickly.(しかし、その熊は急いで逃げていった。)

また、日本語で考えた文章で、「これは~である」の時、つまり「~は」の時はaをつけて、「これが~である、それが~である」の時、つまり「~が」の時はtheでいいという説明もある。

職業は何ですか?   I am a pilot.(私は、パイロットです)

どの人がパイロットですか?  I am the pilot.(私が、パイロットです)

ちなみに、theの発音の仕方は、「上と下の歯の先端に舌の先を軽くつけて、そのまま強く「あ」というのが、nativeの発音」であり、それ以外の発音による”ザ”はnativeにとってはザと聞こえないそうだ。また、ラ(la)は、上の歯の根元に舌の先端を軽くつけてラというのが正しい発音。それ以外はNativeにとってはlaではない。要するに、「英語のtheとlaをしゃべる時は、口の中はこの形しかない」ということ。


< aとtheのニュアンスの違い >

aかtheか迷った時には”たくさんあるなかからなんでもいいから”をつけておかしく感じなければa,”この、その”を付けた方が合うようならばtheをつける。

Please give me a pen.(ペンをたくさんあるうちからなんでもいいから(aの意味する所)取ってくれ)

Please give me the pen.(そのペンを取ってくれ)

Help!. I need somebody. 助けて! 私は「ある特定の誰か」が必要です。theに相当

Help!. Not just anybody. 助けて!「たくさんいる中の誰でも」いいわけではない。aに相当

基本的には大文字の単語の前にtheはつけない

例 Sun(太陽、世界に一個しかないから、theを付けない時はSun、付ける時はthe sun。よって、the Sunは2重に特定しているので×)

ただし、以下のように特定の文字列を一つの単語と勝手に定義する時は別

  a [Walt Disny Production]


7 所有格名詞、所有格代名詞、指示代名詞、数量形容詞 

所有格名詞:Masumoto's websiteのMasumoto'sの部分の事

所有格代名詞: my websiteのmy, your,his,herの部分の事

指示代名詞: this, thatなど

数量形容詞: many, few, littelなど


8 接続詞


9 名詞の後に来る修飾語句

a child watching TV in the living room  居間でTVを見ている子供

a boy injured in a traffic accident  交通事故でけがをした少年

the reason why I like to play tennis  私がテニスをするのが好きな理由


10 動名詞

 = 動詞を名詞にして使う方法 ⇒ to 不定詞で言い換えが出来る。

I like making cakes. 私はケーキを作る事が好きです。⇒ 言い換え I like to make cakes.


11 進行形 → ~している

○現在進行形 I am studying now. 私は、いま勉強している。

○過去進行形 I was studing then. 私は、勉強していた。


12 副詞 

副詞は、文中で動詞、形容詞や他の副詞を飾る時、場所、状態、程度などを表すのに用いる。

○動詞を飾る時 He studies hard.(hardが副詞) ○形容詞を飾る時 He is very happy.(veryが副詞)

○副詞を飾る時 He works very hard.(副詞veryが副詞hardを飾っている)


13 文修飾副詞

文修飾副詞とは、文の頭に位置して文全体を修飾するする副詞の事をいう。

例えば、Generally, Consequently, Suprisinglyなどがある。ただし、especiallyは文頭では使えない、どうしても文頭で使いたい時はIn particularで代用する

用例) Generally, the solid solution of lead titanate and lead zirconate is called "PZT".

一般に、チタン酸鉛とジルコン酸鉛の固溶体はPZTと呼ばれている。 

言い換え) The solid solution of lead titanate and lead zirconate is called "PZT" in general. 

言い換え) In general, the solid solution of lead titanate and lead zirconate is called "PZT". 


14 関係代名詞 

関係代名詞は、「接続詞+代名詞(名詞の代わり)」の働きをして文と文をつなげる役割(接着剤)をする。

○I have an uncle.+ He speaks Chinese.

 →I have an uncle who speaks Chinese. (私には中国語を話す叔父がいます。)

先にある文章中の名詞(uncle)を先行詞といい、uncleとHeが主格(~は、の部分)の関係であるから、uncleと重複するHeを削除して“人用のwho”を使って二文をつなげる。

○The river is called the Thames. + It flows through London.

→The river which flows throgh London is called the Thames.(ロンドンを貫流している川はテムズ川と呼ばれている。)

ここで先行詞はThe riverであり、riverとItが主格(~は、の部分)の関係であるため、riverと重複するItを削除して”人以外の「物、動物」用の接着剤であるwhich又はthat”を使って二文をつなげる。

 知り合いのnativeに聞いた所、whichとthatの使い分けは人によって異なるが、whichはフォーマルな感じがするので、文章の時に、thatは口でしゃべる時に使うといっていた。よって、

→The river that flows throgh London is called the Thames.でもぜんぜん間違いではない。

○I have a friend.+ His mother is a teacher.

→ I have a friend whose mother is a teacher.(私には母親が先生をしている友人がいます。)

先行詞はfriendであり、friendとHisが所有格(~の、の部分)の関係であるため、friendと重複するHisを削除して“人用のwhose”を使って二文をつなげる。


○ at which

The Michel peak disappears at T=50K.(主文)+ The anomaly was observed at T=50K(従文、説明文)

→ at T=50Kが共通しているので、従文のat T=50Kの50Kをwhichに置き換えて2文を1文にする。

→ The Michel peak disappears at T=50K at which the anomaly was observed.(which = T=50K)

マイケルピークは異常が観察された温度である50ケルビンで消失した。

言い換え)The Michel peak disappears at T=50K where the anomaly was observed.


○ in which

Electric field was applied in the plane(主文) + The magnetic moments lie in the plane(従文)

→ in the planeが共通しているので、従文のin the planeのthe planeをwhichに置き換えて2文を1文にする。

→ Electric field was applied in the plane in which the magnetic moment lie. (which = the plane)

磁気モーメントが寝ている面内に電場をかけた。

 

○ by which

The method was the same as that in ref.1. + The compound was grown by the method.

→the methodが共通しているので、従文のthe methodをwhichに置き換えて、主文のthe methodの次に持ってきている。

The method by which the compound was grown was the same as that in ref.2.

その化合物を作製した方法は資料2の方法と同じである。

 

○ to which

The electronic structure will be disccused.(主文) + The basis vectors correspond to the electronic structure(従文)

→ the electronic structure が共通しているので、従文のelectronic structureをwhichで置き換えて、主文のthe electronic structureの後にはめこむ

The electronic structure to which the basis vectors correspond will now be disccused.

この基底ベクトルに対応する電子構造を以下で議論する。


○ on which

Appling magnetic field changes the lattice constant.(主文)+ The transition temperature is depend on the lattice constant.(従文)

→ the lattice constantが共通しているので、従文のthe lattice constantをwhichに置き換えて主文のthe lattice constantの後にはめ込む

Appling magnetic field changes the lattice constant on which the transition temperature is depend.


15 文型

○第一文型 主語(S)+動詞(V)

例 春が来た Spring came. (主語+(動詞comeの過去形))

春が来た(ある時点で春が来て、今も春である)Spring has come. (主語+(動詞の現在完了形))

<参考:Iは「私」ではなく、「私は」という意味である。よって「私は歩く」はI run.が正解。>

○第二文型 主語(s)+動詞(V)+補語(c)

この場合、主語イコール(=)補語の関係で=の所にbe動詞を入れる

  例 This is my dog.  This = my dogなので、=の所にbe動詞(この場合はis)を入れる。

<参考:「我輩は猫である」は、I am a cat.  Iとcatは=なので「~である」のamを入れる。aをつけるのはどこにでもいるネコという意味でつける。タマならI am TAMA. タマは一匹しかいないのでaはつけない>

○第三文型

○第四文型

○第五文型


16 be動詞 

be動詞(現在形 am, is, are, 過去形 was, were)とは、「~です、~である」という状態を表す動詞の事をいう。たいがいは、be動詞の後には名詞か形容詞が来る。

例 Boys!, be ambitious. 若者達よ!、野心的であれ!(この場合、主語はboyではなく、除去されているので命令形と判断する)ambitiousは形容詞、普通に書くと Boys are ambitious.(少年達は野心的である)

○名詞+of+名詞において、必ずtheが必要なのは同格関係のみ

the car of my brother  所有関係(私の兄弟のある特定の車。ある特定 = the )

the city of London   同格関係( city = London )→必ずtheが必要

the arrival of Tanaka at the court 主格関係

the picture of Mt.Fuji  目的関係(富士山のその絵。”その”という限定するためにthe)

one of the students    部分関係(その生徒達の一部。”その”という限定するためにthe)

the pearl of great value  形容詞句 (すごく価値あるその真珠。”その”という限定するためにthe)


17 doって何だろう

 doとは、主な働きとしては、助動詞(動詞の補佐)、代動詞(動詞の代わり)、及び動詞の役割をする。元来は「(物事を)行なう」が原義。

また、do+主語+動詞で「疑問文」を作る。 例( Do you like travel? = do + you like travel.)

さらに、主語+do+not+動詞で「否定文」を作る。例 (I do not know.= I (do+not) know.)

そして、do+not+動詞で「否定の命令文」を作る。例(Don't enter!.= do+not+enter)


18 疑問文の作り方確認

be動詞型の場合> This is your cap. → Is this your cap? (be動詞を前に出す)

be動詞過去型の場合> (be動詞の過去型を前に出す)

You were at home last Sunday. → Were you at home last Sunday?           

   (あなたは先週の日曜日家に居ましたか?)

WhatやWho、Which, Where, When, Why, howといった疑問詞を使ったbe動詞型の場合>

疑問詞+be動詞+主語? 例1)→ What(疑問詞) is(be動詞) that(主語)?

  例2)→ Who is that boy ? (あの少年はだれですか?)

There is 文の場合> be動詞を前に出す

There are any restaurants near here.→Are there any restaurants near here?

  (この近くに何かレストランがありますか?)

一般動詞の場合> Doを前につける 

      You like tennis.→ Do you like tennis?

一般動詞の過去型の場合> Didを前につけて動詞は原形にする

  You watched TV yesterday.→ Did you watch TV yesterday?

can, may, must, will, shallといった助動詞の場合> 助動詞を前に出して動詞は原形。

例1) We will arrive in Tokyo on time. → Will we arrive in Tokyo on time?

例2) You can read this word.→ Can you read this word?


19 前置詞

前置詞とは、名詞の前に置く言葉(詞)の事をいい、よって前置詞の次には必ず名詞か、動詞などの名詞形がくる。

<前置詞理解上の注意> 例えば「from」は「から」ではなく、「from ~」ではじめて「~から」という意味になる。

例 I get up seven. ----× (私は起きる 7。)

  I get up at seven.----○ (私は7時に起きる。)言い換え⇒ At seven, I get up.(7時に、私は起きる)


20  数式の読み方

 0.5 ⇒ zero point five, 又は zero decimal five,    かっこ( )はparenthesesという。

 1/2 ⇒  one half,    2/3 ⇒  two thirds,

 Y=a/(b+c) ⇒ Y equals a over parenthesis b plus c parenthesis closed.

 a>5 ⇒ a is greater than 5.   a<8 ⇒ a is less than 8.

 a≧5 ⇒ a is greater than or equal to 5.


21 初対面の外国人と何を話すべきか。

  作成中。


22 引用符ジェスチャー

 引用符ジェスチャーとは、しゃべっている時に、「言葉を強調したい時」や「暗示したい時」に、両手でVサインをして2回折り曲げる動作の事。ハリウッド映画でも、たまに見かける。


23 その他

 as ~ as (同じぐらい~)の意味するところ>

 例文  His guitar playing is as great as Eric Clapton's.

 彼のギターの演奏はエリック・クラプトンと同じくらいすごい

 しゃべる時に切るポイント (TVでNativeはこういう風に切っていた)

 His guitar playing / is / as great /as Eric Clapton's.

 彼のギター演奏は、/ クラプトンのように / すごいということ / である。


とりあえず以上。