投資勉強メモ

個人メモ。作者は、まだ貧乏人。

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〇作戦実行において、十分に計算されたリスクは取るが、ギャンブルはしない

 by カーチス・ルメイ

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〇株価に大きく影響するのは「純利益の増加率」である。純利益は配当の原資になるので、純利益が大幅に増加するというのは配当が大幅に増加する可能性が高くなり、貯金でいうと金利が大幅に増加したのと同じ効果がある。純利益が増加し今後は黒字転換というのも重要な要素

〇現役時代月収83万円の人でも、年金は最大で月21万円程度。

 株式投資は、9割の人が負けているのが現実ですので、生活費、基本的貯金以外の余裕資金が多少無くなっても構わない&趣味として熱中できる人以外は、お勧めしません。

自己責任で、お願いします。

--銘柄発見、買い、売りルール>----------------------------

上方修正>予想の30%以上の変動。100→130%

【買い>過去の営業利益の期毎の増え方を見て、【期毎の経常利益の伸び】が顕著な右肩上がりに【なりそうな→大事】銘柄を選択する。増益で急騰した日の終値まで株価が低下したら買い。

【売り>次の決算発表後、3営業日に、何も考えずに売る】上方修正&大幅増益発表の翌日に機関投資家の大量買い(出来高急増日)&株価レベルアップで、その日の最高値以下が買うべき基準株価で、買って次の決算発表まで所有しておく。

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【銘柄発見ルール】

1.「かぶたん」の各種ランキングでPBRとPERの両方が低い銘柄、株価が1500円以下の銘柄を探し、ここ1年の業績(中間期で売上高&経常利益が昨年より圧倒的に伸びているもの。業績2Qで70%超えぐらいが好ましい、今後も経常利益が伸びる可能性の高いもの)をチェック。PBRは1以下が望ましい。例えばPBRが0.5だと、最近は株価が2倍(PBR=1.0)になる確率が高い。

2. 過去数年のチャートを見て平らなら検討。創業者が50%以上の株を所有していること。設立して10年程度。「ユニクロなら服専門」と単独事業の会社が理想。

3. 何の会社かチェックし、時価総額が最低100億円程度(機関投資家は時価100億円以上しか買わない。)以上ならば、ヤフーファイナンスに登録。成長中なので配当なし銘柄が望ましい。

4.「直近の急騰時、出来高大幅増加時の終値」が、買うべき株価。決算発表後、2営業日で売り。他の銘柄の買い時がくれば、そちらに順次乗り換えていく。

5. 成長銘柄の場合、四半期ごとに機関投資家が購入して、棚田のように株価が上昇していくので、決算公開時期に、適宜、銘柄を乗り換えていく。

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 趣味の一つとして、たまに勉強しています。「成長株」投資なので毎日、株価を見る必要はありません。山に苗木を植えて丸太として出荷出来るまで数年待つという感じでしょうか。

株式投資は林業。確実に大きくなるであろう苗木を買って、大きくなるまで放置。植物なので、育ちが悪かったり、枯れることもあるだろう。

 きわめて低い金利よりも年5%の配当利回り投資は、神様が私の宝石箱にお金を注いでくれるようなもの。

 株価が適正価格に戻るまで忍耐強く持ち続けることの大切さ。優れた企業は多くないが、自分たちの調査を信じ、投資先を見つける。企業の価値と価格を比べて投資するという王道。

 株価の変動に応じて短期に売買を繰り返すのはトレードで、売り上げが毎年増加しつつある小型企業の株式を数百万円分所有して、配当をもらいながら、数年で2~10倍になるのを待つのが成長株投資。これを繰り返していけば、数億円の資産も夢ではないよう。

 勤務先の給料一本で生活するのは、命綱一本でぶら下がっているのと同じで、何かあれば危険。収入が複数あれば、命綱3~4本でぶら下がっているのと同じで安心。株式は、スーパーで「野菜のタネ」を買うのと同じで、貧乏人も買えて、育てて枯れることもあるし、大きく育つ事もあるでしょう。そこからタネを採って、倍々ゲームで増やし、わらしべ長者になることは、理論的には可能。

 インフレで現金の価値がどんどん無くなる時代、安く販売(ドラッグストア、メルカリ、ヤフオク)している所を利用し、健康のために小食し、株式を保有して複数の企業オーナーになることが大事。

< せめて現金1億円は貯めたいという話 >

 貯金が5000万円あって、金利3%の元本保証の預金、国債に1年預けると年間150万円の利子が付き、20%の税金を引かれても年間120万円入ってくる。つまり、毎月の年金の他に、元本(5000万円)は減らずに死ぬまで毎月10万円入ってくる。貯金が1億円あると、元本は減らずに、毎月20万円入ってくる!


< 視点の転換 >------------------------------------------

〇株価チャートは、上下逆転して見てみよう。逆転して見ると、「地上」と「谷」が見えてくる。チャートが下がる(谷が出来る)とうのは、儲かるということである。谷の形がはっきりしたら「売り」、そのあと、株価が「地上」に戻るというのは、「買い」の時期が来たということである。このあと、山(含み損)が出来始めることもあるが、数年放置しない限り、そう大きな山になることは少なく、やがて地上に戻ってくる。

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<成長株銘柄発見、購入時期のポイント>

1〇「株探」で「銘柄探検」で、時価総額100~300億円以下の分野で「通期連続売上高増加中銘柄」と「営業利益増加中銘柄」、「最高益大復活銘柄リスト」ランキングをチェック。時価総額100億円以下は、取引量が少なく売りにくいのでパス。

 売り上げと純利益が毎年10%以上順調に増加していること。全体的な景気変動によって5%、15%の波があってもOK。赤字の年があるのは× 売り上げは規模の拡大によるもの、営業利益(大事)は本業の利益なので、本業が育っていることの証明。

例100→110→120→130→140

2〇株価100円~500円が理想で1000円以下であること。有望銘柄で1000円以上の時は市場の暴落で1000円以下になるまでウォッチ。

3〇10年チャートで株価が、まだ暴騰していない事。ただしN字形は許せる範囲。2~3年後に2~3倍(100-200%アップ)を目指すので、目先の株価が50%減になっても気にしないこと。

4〇PBRが1以下が望ましい。PEG=予想PER/予想成長率が1以下なら割安。例PER50/成長率年50=1(PER50でも、そんなに高くないということ、PER15/成長率20=0.75)

5〇企業の概要を見る。フランチャイズによって一気に全国展開出来る業種か?素人が理解できない業種は×(例、スマホゲームは〇(過去例ガンホー、ミクシィ)、小売りは〇(ユニクロ、ニトリ、アップル)、駐車場展開、カタカナ不動産、バイオ、工場がメインの会社(製紙会社)、新技術は×)

6〇ヤフーファイナンスで、最近3年の業績グラフの推移をチェック。黒字転換などはベター。順調に利益が積みあがっていることが大事

7〇買う理由(数年後の企業の姿)が、3秒で、はっきり他人に説明できるか?例えば、ユニクロが日本全国だれでも買えるようになりだした頃が買い時。名古屋でいうと名駅、栄に大きな店がオープンしたころ。

8〇ヤフーファイナンスのポートフォリオに登録。2年チャートで、一番安かった時の価格をチェックし、その価格になった時に数十万円で購入して放置。

9〇資産が増えると、最大10銘柄程度に分散投資。

10〇少なくとも3~4倍になれば売却。次に備える。もしくは、のこぎりの歯のような毎年高値、安値をつける大型株(=大きな金額で買える)で安い時に大量購入して1.5倍になったら売り、安くなるのを待って繰り返し。

〇初期投資した金額を割らない限り、株は負けではない。儲け分が減少しても、元々あぶく銭なので損失と考えないこと。死んだら棺桶に入るだけ。財産残して喜ぶのは、子供の配偶者。子孫に美田は残さず。


<銘柄探しのその他の方法>

ストック型業種は〇(例>消耗品ビジネス)

最近の成長例>ユニクロ(服、製造直販)、ガンホー(スマホゲーム)、ニトリ(家具、製造直販)、アップル(スマホ、製造直販)、ライザップ


〇「サラリーマン投資家が10倍株で~ほったらかし投資術」愛鷹 著、ダイヤモンド社

テーマ株から10倍株の原石を探し出す。

決算短信をひたすらチェック

決算短信で大事なのは営業利益

業績は見ても株価は見ない

一度買ったら長期保有が原則

10倍になるまで、売らない。

テーマを深掘りする先に有望な銘柄が眠る

個別銘柄は深掘りしすぎない。

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< 購入して読み込んだ成長株〇関係の本リスト >

同じ本を買わないようにリスト化。

〇「日本株独学で60万円を7年で3億円にした実践投資法」、日本実業出版社

〇「はっしゃん式 成長株集中投資で3億円」、総合法令出版

〇「割安成長株で2億円」、ダイヤモンド社

〇「小型株集中投資で1億円」、ダイヤモンド社

〇「ムック 上がる株 極秘リスト173」、プレジデント社

〇「小型成長株&配当株投資入門」、大洋図書

〇「割安成長株で勝つエナフン流バイ&ホールド」、日経BP

〇「10万円から始めて資産を200倍にする小型成長株投資」、フォレスト出版

〇「退職金を株で40億円にした元会社員が教える小型成長株投資術」、宝島社>

 投資歴50年で、退職時に大チャンスを見つけて退職金2000万円で投資し、その後40億円にした人の話。この人は投資歴50年の経験から、どうみても確実に儲かることが分かったので退職金をつぎ込んだ。つまり、経験が必要。

10〇「小売りお宝株だけで一億円儲ける法」、日本実業出版社

〇「会社四季報&株探のスゴい使い方 10倍株&バリュー株が見つかる」、宝島社

〇「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」、東洋経済新報社

〇「一生働いても貯められない一億円をすごい小型株に投資してつくる本」、インプレス

〇「普通の人だから勝てるエフナン流株式投資術」、日経BPマーケティング>

 余裕資金を銀行に定期貯金して金利0.1%なら、その銀行の株が安い時に買って3%の配当をもらって、さらに値上がり益を狙う方がよいという所が、新鮮な視点。

〇「株の学校」、高橋書店>投資とトレードは別物という視点が新鮮。投資は企業の将来性を買って数年放置。トレードは株価の動きに注目して数か月単位のスイングトレード。初心者は投資視点とトレード視点がごっちゃになっているから、損ばかりするという指摘が新鮮。本自体はトレード重視で、成長株関係の本ではない。

〇テンバガーを株探でスクリーニングする方法、Kindle

17〇IPOのUターン型で短期でガツンと稼ぐ方法、Kindle


投資信託> 銀行などを通じて投資会社に「投資作業を信じて託す」行為。 銀行は仲介手数料、投資会社は、手数料を得るのが前提なので、基本的には顧客が儲けようと損しようと関係なく、顧客が損したら投資信託商品を乗り換えさせて、さらに手数料を得ようとする。 実際には、80%の人が損しているらしい。また、仮に投資で数億円になったとしても、相続時に50%程度の税金がかかる。


○世界有数の大富豪 投資の神様 ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏の 、つつましい生活。

 庶民出身で、正攻法の株式投資で世界トップクラスの大富豪(総資産は、マイクロソフトのビル・ゲイツと同等クラス)になった生きる伝説。日本料理、フランス料理が苦手で好物はマクドナルド、コカコーラで、コーラは一日5本(約2リットル)飲み、来日した際も投資先の会社からコーラとハンバーガーが用意されたという。常にコーラを切らさないように自分の車(2006年式のキャディラック)で12本入りの箱を50箱買いに行く。

 1930年8月30日(土)、ネブラスカ州オマハ生まれの92歳。今でも毎朝、通勤途中にマクドナルドに立ち寄りバーガーセットを買い、コカ・コーラを1日に5本飲むのが日課。

 彼の経営するバークシャー・ハサウェイ社はお菓子会社から電力会社まで76の企業を所有していて毎月10億ドル(日本でいうと2000億円ぐらいの感覚)の純利益が出ており、コカコーラ、IBM、P&Gの大株主でもある。

 生まれ故郷のアメリカ内陸部のオマハ(人口40万人)に住み、50年以上前に3万ドル(日本の感覚でいうと2000万円ぐらい)で買った家に今も住んでいる。世界最大の投資持ち株会社の株主かつ会長で会社から年に15万ドル(同 2000万円ぐらい)の給料をもらって、ウクレレを弾きながら、つつましい暮らしをしているという。

 仕事場はベッドルームの横の書斎(古い木のテーブル、合皮のユニットソファ、プラスティックのカウンターがある)で一日中パジャマ姿で働き、必要な時にのみ出張し、スーツを着る。仕事場には、株価を表示する機械が設置されてはおらず、株価は必要な時だけ見る程度で、一日中、経済新聞や企業情報誌を趣味として読んでいるという。

 最近は老化の関係で所有会社の一つであるプライベートジェット・レンタル会社のプライベートジェット(小型旅客機で「弁解不能」号と名づけている。これは若い時から飛行機はエコノミークラスで十分と言っていたことに由来し、過去の発言と明らかに矛盾しているから。)を使って移動し、この費用は年間2億円。毎年、彼と「一緒に昼食する権利」がオークションにかけられており(最近の相場は1億円)、そのお金はチャリティーとして寄付されている。

 バフェットの才能を高く買っている投資家からは、「バフェット氏の食生活が最大の投資リスク」と言われている。子供に資産を残すのは良くないとして資産の99%を(日本の感覚でいうと約8兆円)をマイクロソフトのビル&メリンダ財団を通じて慈善団体に寄付することを発表しており、米国では金持ちの子供は私立大学に行くのが普通であるのに対してバフェット家の子供はすべて公立学校卒であることを誇りにしているという。

 大富豪になっても、金融の中心地であるニューヨークには住まず、証券会社の誘い、提案をうのみにはせず、独自の投資哲学によって資産100万円を約50年かけて14兆円(日本の感覚でいうと9兆円)に増やした。

 彼の自伝本「スノーボール(雪だるま))」によると、「金持ちになるには、小さな雪球(投資のタネ銭)と長い坂(ゲレンデ)があればよい」との事で、具体的に彼の投資法は、株価が上がる下がるではなくて、「株は会社を分割して買っている」との認識であり、銀行金利のように株を所有していることで年に何%の配当がが入るかが重要で、株価が安い時に、倒産しては社会的に困る企業を集中して買い、配当を得ながら、株価が異常に高くなったら、売却して売却益を得て、これの繰り返しをすることによって加速度的に資産を増やした。ただし、この方法はコンピュータ取引が普及した現在では有効ではないという意見もある。

彼の名言に

〇「客に株価のアドバイスをする証券会社の社員は、なぜ全員金持ちではないのか? そもそも株価が予想できるなら証券会社で働く必要もない」

〇「コカコーラのように、10年、50年経っても「欲しい!」とみんなが思うものを作っているかどうか……これが私の投資判断の基準です。」

〇「喜んで10年間株を持ち続ける気持ちがないなら、たった10分間でも株を持とうなどと考えるべきではないのです。」

がある。

 大富豪になると、もはや「○○社 会長といった肩書き」は必要なく、名刺には名前が書いてあるだけである。